当社フコイダン研究のテーマの一つにもなっていますが、家の上り下りが大変、ほんの少しの高低差でふらつくなど、大勢の方が悩む問題。しかも、実はこの時期こそ気を付けなければいけないことがあると、ご存じでしたか?
お天気や精神的ストレスが痛む原因に
今日の天気は大丈夫かな?と思っていると急に雨。梅雨の時期は天気が不安定になりがちです。この天気に合わせるかのように腰や関節が痛んできたこと、ありませんか?これは気温の変化や気圧の低下が関係していると言われています。何故痛みを訴える人が増えるのか、このメカニズムはまだ分かっていませんが、いくつかの推論を立てることができます。
現在考えられている説の1つが血管の縮小です。気温が急に変化すると、血管が収縮して関節周辺の血液やリンパ球の流れが悪くなり、痛みに関連する物質が溜まることで症状が悪化すると考えられています。また気圧の低下も同様に、炎症に関わるヒスタミンという物質の分泌が増加したり、体内と外気との気圧差によって痛みが生じたりすると言われています。さらに、精神的なストレスが原因の場合もあります。この時期は雨がよく降り、薄暗い日が続きます。人は暗い環境にいると心理的ストレスが増大し、痛みを感じやすくなることがあるようです。フコイダンを飲んでいるお客様からも、そのようなお声を頂いたことがありますね。
夏の前に環境を整え、症状をできるだけ軽く
関節の骨と骨との間には関節軟骨、大腿骨(だいたいこつ)と脛骨(けいこつ)、さらに半月板があります。これは体重を支えたり、衝撃を和らげるクッションの役割を果たしています。加齢とともに軟骨が磨り減ると骨も変形し、炎症が生じ、腫れや痛みが生じやすく、症状が進行すれば変形性膝関節症などの病気にかかる恐れもでてきます。この病気は比較的女性に多く、特に肥満、O脚の方は注意が必要です。
この時期の対策は大きく分けて2つあります。1つは「生活の中で関節にかかる負担をできるだけ減らすこと」です。食べ過ぎによる体重の増加、サイズの合わない履物、急激な運動、これらに気を付けることで少しでも関節への負荷を軽減することができます。2つ目は「気圧や温度の変化を最小限に抑えること」です。汗をかいた衣類はすぐ替える、寝具もしっかり除湿する、浴室、脱衣所は暖めた上で入浴する、といった対策が有効です。フコイダン豊富なもずくなど、すっきりしたものを食べて体を養うのも大事ですが、夏を迎える前に少しでも過ごしやすい環境を整え、快適な生活を送りましょう。