もずく製品の品質管理、製造工場の衛生管理を行うため、海産物のきむらやは自社に開発研究室を設置して研究を重ねる一方、1994年から島根大学ともずくの品質管理を向上させるための共同の研究を開始しました。その中で、もずくのヌルヌル成分である「フコイダン」が健康に優れた働きをする成分であることを解明。現在は鳥取大学医学部などと共同でマウスを使った実験やヒトを対象とした研究を行っており、数々の特許を出願、取得しています。
海産物のきむらやは文部科学省が、全国の各地域を対象に実施している、地域の科学技術振興のための研究事業「都市エリア産学官連携促進事業(米子・境港エリア)」に、平成18年度から20年度にかけて参画しました。
同事業は、大学等の「知恵」を活用し、地域においての新規事業の創出、産業の育成を目指すもので、「米子・境港エリア」では、動物・ヒト臨床による食品の機能性評価システムの構築と機能性食品・素材等の開発が進められました。海産物のきむらやは鳥取県や鳥取大学、鳥取県産業技術センター、地元企業などからなる共同の研究で研究参画機関の1つとして、高分子もずくフコイダンを研究材料に提供しました。
3年にわたる研究の結果、高分子もずくフコイダンの新たな機能性が確認され、今後の活用にさらなる期待が寄せられています。現在はそうした研究の成果を生かし、海産物のきむらやは鳥取大学医学部との共同研究を進めています。- 2006年10月01日 日本海新聞
- 2007年11月23日 読売新聞
- 2007年11月23日 日本海新聞
- 2007年11月30日 朝日新聞
- 2007年12月17日 産経新聞
- 2008年09月02日 みなと新聞
- 2008年09月10日 琉球新報
- 2009年02月05日 日本経済新聞
- 2009年02月10日 山陰中央新報
- 2009年11月25日 日本経済新聞
海産物のきむらやは独自の研究や、産官学での共同研究の成果をもとに、これまで数々の特許を出願、取得してきました。 文部科学省の「都市エリア産学官連携促進事業」(米子・境港エリア)においても、特許出願、PCT出願(国際出願)、アメリカへの特許出願で10件出願しました。これは参画した企業の中でも最多です。
- ~フコイダン研究で取得してきた特許~
- 特許番号 第4034146号
- 特許番号 第4428486号
- 特許番号 第4589900号
- など