高分子もずくフコイダン 「フコミン」の原料は、当初から一貫して、100%国産の沖縄もずくにこだわっています。私たちが約30年にわたって提携している、沖縄の生産者が計画栽培をした「沖縄もずく」を使用しています。
沖縄周辺の海は、潮流が適度にあり海水がきれいで、もずく栽培に適した海水温が保たれています。養殖場ではもずくの胞子を付着させた網を、水深2~5mの沖合いに移動してもずくを生育し、収穫するまで一貫管理を行っています。こうした計画栽培により、もずくの品質を高めているばかりでなく、過剰栽培による海の生態系の破壊を防ぐなど、海域の環境保全にも配慮しています。
海底まで見通せるほど澄み切った沖縄の海で、太陽の光を存分に浴びて育ち、光合成を活発に行った良質な沖縄もずくは、フコイダンをたくさん含んでいるのです。
「沖縄のすばらしさを地元、境港の子どもたちにも知ってほしい。そして、沖縄で感じたことの一つでも、子どもたちの将来の夢につながれば」
その思いから、1996年度より夏休みの時期に鳥取県境港市の子どもたちを沖縄・伊平屋島に招待し、3泊4日のサマースクールを開校しております。2016年には、20年目を迎えました。参加するのは、毎年、私たちが市内の小学校5、6年生を対象に募っている、「わたしの夢」という課題作文に応募してきた中から選考された子どもたちです。
そうした取り組みに境港市も理解を示し、現在では市教育委員会が中心となって、地域ぐるみでの活動へと広がっています。
一方、冬休み期間中に沖縄・伊平屋島の小学生を境港市および中国地方の最高峰である大山に招いての3泊4日のウィンタースクールを開催。境港では地元の小学生と交流会を持ち、地域の子どもたちとのお互いの友情を深めています。さらに、メインイベントである大山でのスキー体験では、生まれて初めて見る雪に、島の子どもたちは感動しきりです。
私たちは、子どもたちに自然のすばらしさを伝えることも、企業としての大切な役割であると考えています。